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水曜日の名古屋はよく蒸しました。火曜日に患った熱中症と筋肉痛の名残で、おいちゃんはなんだか朝から調子が悪かったんですが、根が真面目な性格なので、一生懸命仕事していたら復活しましたw そして、夜になって新製品ネタを探す気合いを取り戻したので、ネットワークをウロウロしていたら、こんなの見つけましたよ。GIRO SYNTHE AERO ROAD HELMET Matte Black最近ではアパレルにもリソースを分散しているせいか、ちょっと影が薄...
水曜日の名古屋はよく蒸しました。火曜日に患った熱中症と筋肉痛の名残で、おいちゃんはなんだか朝から調子が悪かったんですが、根が真面目な性格なので、一生懸命仕事していたら復活しましたw そして、夜になって新製品ネタを探す気合いを取り戻したので、ネットワークをウロウロしていたら、こんなの見つけましたよ。
GIRO SYNTHE AERO ROAD HELMET Matte Black
最近ではアパレルにもリソースを分散しているせいか、ちょっと影が薄くなった感もあったヘルメットメーカー
GIRO ですが、ようやく
AERO HELMET をリリースしました。その名も SYNTE. あれっ?どっかで聞いたことがある名前ですねぇ。

あ、これだ。
MET SINE THESIS 2014 Yellow Safe-T. どちらも「統合」を意味する言葉ですね。MET の SINE THESIS が何を統合しているのかはよくわかりませんが、
GIRO の
SYNTHE は、ブランドマネジャーの ERIC RICHTER によれば、Cooling, Aerodynamics, Ventilation などの機能をハイレベルに統合したもののようです。あ、あと、見た目の美しさもね。頑張って軽く仕上げたようで、CE 規格の M サイズで 234g だそうです。

こちらは BIKERADAR で紹介された写真です。カラーリングがちょっと違うようで、Matte と Gross のBlack Combi になっているようです。一際眼を惹くのが
GIRO のロゴが入った
AERO MESH パネルですが、効果的にエアを取り込みつつも空気抵抗も低減、アウターシェルの剛性アップにも貢献しているようです。

この
AERO MESH, 表面のディンプルがシェル表面近くの空気の流れを整えつつ空気抵抗を減らすんでしょう。ゴルフボールと同じですな。それとは別に気になっているのは、前方に穿たれた大きな穴なんですが、、、

この穴、Sungless Ports だそうです。そっかぁ、空気抵抗を増やさないようサングラスのテンプルまで内蔵する訳ですね。その拘り、わかります。

AEON と比べると、全体的にコンパクトで横幅は10mm 狭くなっている模様です。上下にも薄く、ロープロファイルであることもわかります。

フロントには大きなエアベンチホールが3つ。AEON の小さなそれを3つにまとめ、ほぼ同じ開口面積を確保できているように見えます。サングラス差さなければ、+2のエアベンチホールとして機能するでしょう。

後頭部にかけて見事に絞り込まれたテーパードフォルムは、
SYNTHE の空力性能の高さを物語るところです。Aerodynamics に優れていることでは有数の
SPECIALIZED S-WORKS EVADE よりも 40km/h で 8g ドラッグを軽減できているそうですから、その性能の高さはおわかりでしょう。
GIRO といえばファスニング機構は例の Roc Loc retention System ですが、
SYNTHE に搭載されるこれは、Air が追加されて Roc Loc Air Retention System と呼ばれます。

高さ調整機能も備えたコレ、ヘルメット全体を頭から僅かに浮かび上がらせるかのようなかぶり心地を実現しているそうです。
AERO Helmet の場合、この僅かな隙間にきちんと空気を流れさせることが重要ですから、こういう仕掛けになったんでしょうね。

額の X-Static Pad には抗菌防臭加工が施されていて、洗濯機でも洗えますから、いつでも快適にかぶれます。
本国サイトではカラバリは8色です。
GIRO SYNTHE AERO ROAD HELMET Matte Titanium

GIRO
SYNTHE AERO
ROAD HELMET Matte White / Silver

GIRO SYNTHE AERO
ROAD HELMET Red / Matte Black

GIRO SYNTHE AERO
ROAD HELMET Matte Black / Glowing Red / Blue

GIRO SYNTHE AERO
ROAD HELMET White / Red / Blue

GIRO SYNTHE AERO ROAD HELMET Blue / Matte Black

GIRO SYNTHE AERO ROAD HELMET Highlight Yellow / Matte Black
日本導入時期、導入カラーなどの詳細がわかれば、後日追記しましょうかね。おいちゃん的には Matte White / Silver が地味に爽やかで好きなんですけどねぇ、、、GIRO の常でソコソコお高いんでしょうなぁ。
【スペック】
WEIGHT:234g (CE Medium)
FEATURES:
Wind Tunnel-Aided Design for Aero Efficiency on the Road Integrated
Aero Mesh Panels Eyewear Docking Ports
X-Static ® Padding Featherweight Webbing with Slimline™ Buckle
CONSTRUCTION:In-Mold polycarbonate shell with EPS liner
FIT SYSTEM:Roc Loc Air
VENTILATION:19 vents, internal channeling
(from
GIRO,
BIKERADAR.com)
- Date : 2014-06-26 (Thu)
- Category : helmet
508
TDF 100th, TTT は ORICA GREENEDGE の勝利でしたね。それにしても、まだ本命と言われる選手やチームは鳴りを潜めているようで、Froome 君も何にも問題発言してくれませんし、地味に EVANS が後退してたりしますが、まだまだ静かにレースが進んでいますね。意外に ANDY が元気だったりしてはいますが、今回の TDF では優勝候補という訳でもないので、好き勝手に走って DNF というオチだったりするのでしょう。明日以降のドラマ、期...
TDF 100th, TTT は ORICA GREENEDGE の勝利でしたね。それにしても、まだ本命と言われる選手やチームは鳴りを潜めているようで、Froome 君も何にも問題発言してくれませんし、地味に EVANS が後退してたりしますが、まだまだ静かにレースが進んでいますね。意外に ANDY が元気だったりしてはいますが、今回の TDF では優勝候補という訳でもないので、好き勝手に走って DNF というオチだったりするのでしょう。明日以降のドラマ、期待して待ちましょう。
さて、第2ステージで新顔が勝利しましたね。その名もバケラッタ、いやバケランツですか。知りません。TDF 初出場でプロ初勝利だとか。これはまあ、ドラマっちゃドラマですね。あまりにノーマークな選手だったので、誰も真剣に追わなかったんでしょうか。でも、勝ちは勝ちだし、心から讃えましょう。
でも、ゴールシーンがなんだか笑えます。

「助けてぇ~!!みんながボクを追っかけてくるんだ!!なんでだよ!ボク何にも悪いことしてないよ!なのにみんなすごい形相で怖いよ怖いよ!はっ!もしかしたら、みんなの目当てはこの新しいヘルメットなんじゃ、、、だとしたら、絶対盗られてたまるもんか!!あと少し、あと少しでゴールだからお家に帰れるんだ、このヘルメットも盗られずに済むんだぁ~~~!!」

「いやったぁ~!!ゴールだゴールだ、これでやっとみんなに追っかけられずに済むぞ~!もうみんな勘弁してくれるよねぇ?!勘弁してくれるよねぇ?!」

「このヘルメットだけは絶対に誰にも触らせないんだからね!触らせないんだからね!!」

「これはボクのだ!ボクのなんだから、絶っ対に誰にも触らせないんだからねぇ~~!!!」
、、、失礼しました。なんせ名前が
バケラッタバケランツっていうもんですから、つい遊んでしまいました。でも、彼の被っているヘルメット、ORACLE じゃないんですね。

「吾輩は新しいヘルメットである。名前は、まだない」とのことです。全体のフォルムは先代モデルの ORACLE よりシャープな印象です。デザインテイストはちょっと GIRO っぽい、かな。

こちらが ORACLE. 比べてみると結構センターのアウターシェルがゴツいですね。エッジをできるだけなくして、まるーんとしたフォルムになっています。

リアビューも GIRO テイスト。開口部はだいぶ広くなって、いかにもエア抜けが良さそうです。

ORACLE のリアフィニッシュは結構 chaos なことになっていたんですね。じっくり見たことなかったので、今更気付きました。

上から見ると、アウターシェルは1本1本が細身になり、前後方向に真っ直ぐベンチレーションホールが走っている様子がわかります。

ORACLE のアウターシェルは一生懸命デザイナーが腕を揮った様子が伺えます。オリジナリティは ORACLE のほうが上だったかもしれません。

ヘルメットの前の部分を見る限り、シェルの厚みは新型の方が分厚いようです。ベンチレーションホールを沢山空けたぶん、シェルの厚みを持たせることで必要な剛性を確保しているのかもしれません。

ORACLE の方が全体的なフォルムも小さいようですから、インナーシェルを薄くした分、アウターシェルがゴツいのかも。頭に直接触れる部分は全てパッドが配置されているのは、新型でも同じようです。

新型で一番イケてないのがこの正面からのカット。LAZER HELIUM と似た印象で、しかも HEKIUM よりカッコ悪いと思います。なんというか、この「真ん中分け」が良くないんじゃないでしょうか。しまも分け目に 「b」 マークが入るおまけ付きです。やっちまった感アリアリですね。

その点、ORACLE のほうがスッキリまとまっていました。ヘルメットの上から下にかけて絞り込まれていた形状が小顔効果をもたらしていたようにも感じます。カラーの入り方もこちらのほうが爽やかでしたからね。
- Date : 2013-07-04 (Thu)
- Category : helmet
417
本格的なレースシーズンがやってきて、新機材が続々リリースされますね。新し物好きな私としては気になるものも多くあるんですが、今年は選手の頭に注目しています。そう、エアロヘルメットです。なんだか坊主頭っぽくてアレなんですが、ま、流行りということもあるので見てみましたよ。SCOTT AERO ROAD HELMET 2013極寒の MILAN-SAN REMO で目についた SCOTT の新型エアロヘルメット。エアインテークが少ないおかげで熱の籠りがち...
本格的なレースシーズンがやってきて、新機材が続々リリースされますね。新し物好きな私としては気になるものも多くあるんですが、今年は選手の頭に注目しています。そう、エアロヘルメットです。なんだか坊主頭っぽくてアレなんですが、ま、流行りということもあるので見てみましたよ。
SCOTT AERO ROAD HELMET 2013
極寒の MILAN-SAN REMO で目についた
SCOTT の新型エアロヘルメット。エアインテークが少ないおかげで熱の籠りがちなアウターシェルですが、この時ばかりはその保温性?に注目した ORICA GREENEDGE の選手たちはこれを被り続けていました。

ウェアといい、防寒用ヘルメットに見えますね。

サイドビューを見ると、ベースモデルは多分この VANISH EVO でしょう。他社のエアロヘルメットと同じように、アウターシェルをメリメリ剥がし取って、代わりにエアインテークを塞ぐエアロシェルを貼り付けたのでしょう。


後頭部のシェイプは VANISH EVO とは違いますね。エアアウトレットが大きく取られているようです。

しかし、一昔前のヘルメットみたいに「戴っかってます感」あり過ぎ。既製品のヘルメットをベースにしてチョチョッと手直しした成り立ちのようなので、最初からエアロヘルメットとしてデザインされていない分、やむを得ないのでしょう。

エアロシェイプなので当然ですけど、VANISH EVO の特徴である頭頂部周辺の角は取られているようですね。

ディープホイールを履いた FOIL との組み合わせは流石のマッチングを見せます。少し前のロングテールタイプのエアロヘルメットを被った見た目は相当インパクトがあったものですが、これなら週末に強度の高いトレーニングの時に被っても、まあなんとかいけるんじゃないでしょうか。

VUELTA AL PARIS VASCO ではステージ二連勝を飾るなど、GREEN EDGE はなかなか好調のようです。フミの活躍が待ち遠しいですね。
- Date : 2013-04-04 (Thu)
- Category : helmet
255
寒くなって一番つらいのが、耳の冷え。耳が冷えると頭痛が起こり、とてもじゃないけど自転車なんか乗ってられません。そんな方は私だけじゃないようで、冬にすれ違うロード乗りの皆さんはイヤーウォーマーしている方が多いです。でも、頭を一周するバンドタイプは少々ウザくて、「なにかいいものないかなぁ」と思っていたら、ありました。それも、なんとあの「自転車あさひ」に売っているじゃありませんか。早速紹介します。POCHITT HE...
寒くなって一番つらいのが、耳の冷え。
耳が冷えると頭痛が起こり、とてもじゃないけど
自転車なんか乗ってられません。
そんな方は私だけじゃないようで、
冬にすれ違うロード乗りの皆さんはイヤーウォーマー
している方が多いです。
でも、頭を一周するバンドタイプは少々ウザくて、
「なにかいいものないかなぁ」と思っていたら、
ありました。
それも、なんとあの「自転車あさひ」に売っている
じゃありませんか。早速紹介します。

POCHITT HELMET EAR WARMER
ヘルメットの耳の前後に通るストラップを利用して
固定するイヤーウォーマー。
耳だけを完全に覆うタイプで、ストラップによって
顔に密着させることができるため、走行風による
バタつきもなく、耳を寒さによる冷えから守ります。

耳の前後のストラップに通したうえで耳の上を
通るヘルメット固定ガイドの内側に装着する


夜間の被視認性を高めるため、要所に反射材が
配置されています。

内側は起毛素材を使用している
OGKのヘルメットのように、ストラップがヘルメット
の内側を通っているタイプに取り付け可能です。
ベルのようにストラップの後ろ側が後頭部をロックする
アダプターを通っているタイプだと上手く取付できないので
買う前にその点を確認してくださいね。
地味ですが、確実に冬場のライドが楽になりますので、
私もこっそりポチっときます。
(from Cycle Base ASAHI)
- Date : 2012-10-25 (Thu)
- Category : warmer
151
今日紹介するのはボクレールとユキヤが所属するEuropecar が契約している GANEAU のヘルメットです。GARNEAU X-LITE HELMET横幅も広く日本人の頭部にもフィットしやすく、最新技術が随所に盛り込まれ安全面にも優れたモデルです。軽量かつ耐久性を高めるために、フロントライナーとアウターシェルを接着する製法を採用しています。 エア抜けの良さと高剛性を感じさせるデザイン重さ 190g は、ラインナップ中最軽量を誇るEvacuatio...
今日紹介するのはボクレールとユキヤが所属する
Europecar が契約している GANEAU のヘルメットです。

GARNEAU X-LITE HELMET
横幅も広く日本人の頭部にもフィットしやすく、
最新技術が随所に盛り込まれ安全面にも優れたモデルです。
軽量かつ耐久性を高めるために、フロントライナーと
アウターシェルを接着する製法を採用しています。

エア抜けの良さと高剛性を感じさせるデザイン

重さ 190g は、ラインナップ中最軽量を誇る

Evacuation Channels
37ものベンチホールによりヘルメット内部に
空気の流れを生み出し、外気を循環させます。

SpiderLock SL
長時間使用しても軽量なポジショニングベルト。
アジャストは片手で簡単に操作できます。

Super MSB Technology
ヘルメット底部にリング状に施された補強材があり、
前後左右からの衝撃を拡散させる役割を果たします。

U-Bar Technology
減るメガトレンドとを構成するリブフレームに6つの角を設け、
強度を増強させる画期的な新開発テクノロジーを採用しています。
【仕様】
カラー RED / BLACK(2X7) WHITE / SILVER(2X8)
GRAY / PINK(4L2) GRAY(4L3)
サイズ S(52-56 cm) M(56-59 cm) L(59-62 cm)
次に、EuropeCar レプリカがある
ミドルグレードの Quartz を見てみましょう。

GARNEAU QUARTZ HELMET
ラウンドフォルムを採用した見た目スッキリ系モデル。
大人しい外観なので通勤には最適ではないでしょうか。

サイドビューもスッキリ
開口部をつなぐリブフレームの逞しさが
安全性を物語っています。

通気性の良さはこちらのほうが上かも
大型ベンチホールを採用しているので、
空気の流入を実感できそうですね。

Composite Reinforcement
中央に配置されたコンポジットフレームが
衝撃からの保護効果を高めています。

Super MSB Technology は上位モデル譲り
- Date : 2012-07-13 (Fri)
- Category : helmet